永倉　静 （ながくら　しずか）

　一人称：私（わたくし）
　年　齢：17歳
　弱　点：虫全般・珈琲のブラック・朝
　好きな食べ物：バナナ

　かなりのSF映画マニアで、語り始めるとマシンガントークになる。
　普段はその事を「秘密」にしている為、知る者は数少ない。

　よく（貴方に）、バナナを加えたままの寝惚けた状態を発見される。

　(貴方)とは、幼馴染で『にぃさま（ねぇさま）』
　と、いつも（貴方）の後ろをくっついてきていた。

　(貴方)と過ごす為に、イギリスから突如転校。
　現在は、(貴方)の家にホームステイしている。

　「美香」とは、ソウルフレンド。

　父は人間で、母はサキュバスという「人と魔族のハーフ」。
　「角」が本物だと言う事は、（貴方）を含む身近な人間しか知らない。

　『人間の娘』として、大事に育てられた。
　肉体の成長は、サキュバスとしての身体的基本能力が備わった時点でストップする。
　サキュバスの能力を持つ彼女は、普通の人間よりも寿命が長く、
　その肉体は、老いを知らない。

　（貴方）が男性の場合、両家の両親が認める公認の許婚関係。
　花嫁修業をしつつ、（貴方が）旦那様となる日を願い、
　長い目で（貴方）を見守ってます。

楓 （かえで）

　一人称：私（わたし）
　年　齢：不明（推定年齢21歳）
　種　族：ヴァンパイア
　関　係：楓の教育係であり（静にとっては）姉のような存在
　職　業：永倉家住み込みのメイド

　純血のヴァンパイアではなく「後天的なもの」。

　昔、静の父が「抜け殻」状態だった彼女を保護。
　間もなくして、「声と記憶を喪失している」事が判明。
　物言わぬ彼女に戸惑いはあったが、
　楓の「能力」と「性格」で、
　永倉家が受け入れるのに、さして時間は掛からなかった。

　「楓」という名前は、本名ではなく、静の父が名付けた。

　感情表現に乏しく、表情は常に「無表情」。

　性格は、真面目過ぎる程に真面目で「努力家」。

　声を失っている為、会話の際は「テレパシー」で語る。

　「使い魔」は、ラビットタイプ。

　静の事を、内心「実の妹」の様に、大切に想っているが、
　その性格と立場上、「お嬢様」と呼び、メイドとして振舞う。