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::: らくちゃん ::: |
私の誕生日に@神夜みゅん様 2008/08/23 私の誕生日に、神夜みゅんさんが描いてくださいました! 元気一杯で、守護者もはしゃいでいます! 背景も鮮やかで、らくちゃんにぴったりです。本当にありがとうございました。 ※描いてくれた神夜みゅんさんのサイト『Praesepe.』 純粋少女@やぎむつき様 2008/08/11 やぎむつきさん所の、杏娘豆腐シリーズは、ちょくちょく見させていただいてたのですが。 思い切って、リクエストして描いていただきました!可愛いです。とても感激です! ※描いてくれたやぎむつきさんのサイト『やぎのはこにわ。』(閉鎖?) 今日も元気@matcha様 2008/04/19 元気一杯! 傍らに…@ワタ蔵様 2008/04/19 ずっと守護者は、らくちゃんを見守ってます。 ※描いてくれたワタ蔵さんのサイト『rottenheaven』(閉鎖?) ちゆりVSらくちゃん@観城はるか様 2005/09/20 ちゆりvsらくちゃん ちっちゃいつながり 「おっと動くな」 「これは小さくても・・・」 「「必殺の武器だぜ!」なのっ」 前描いたちゆりさんとほとんどポーズが一緒な罠 by.観城はるか -------------------------------------------------------------------------- 一体何と戦ってるんでしょう!?(どきどき ※描いてくれた観城はるかさんのサイト『向日葵の咲く丘』 皆ファイト!@悠様 2005/09/08 なぜか体操服じゃない、らくちゃん達。(笑 はいチーズ!@八十重様 2005/09/08 いつも仲良しな二人。友情で、勝利を目指せ…! ※描いてくれた八十重さんのサイト『Short Circuit』(閉鎖?) 平凡な一コマ@和泉上総様 2005/09/08 『すいかを……たべると……ちょっと……しあわせに……なれる……かも』 出掛ける前に聞いたユリの占いを思い出し、健一は思わず苦笑した。 「もう冬だってのに、西瓜もないよなぁ」 彼は商店街を歩きながら夕飯の材料を探していた。そう言いつつ、チラリチラリと西瓜を探してしまう辺りは、哀しい人の性というものだろうか。 すでにぶら下げたビニール袋には、人参、玉ねぎ、ジャガイモなどの根菜の他、ブロッコリーやウィンナーが詰め込まれている。シチューを作るつもりで買ったもので、後は付け合せを考えるだけだった。ちなみにホワイトソース関係は、家にあるもので事足りている。彼は牛乳とアルコール関係にはうるさいからだ。 (さて、付け合せは何にするかね) 惣菜屋のメニューを眺め、健一はしばしの時間、思考を巡らした。そしていいものを見つけたのか、彼はそのまま踵を返す。 「ネタが決まれば、自分で作ったほうが安上がりだからな」 ――値が張る出来合いの惣菜を買うという選択肢など、料理の出来る彼にはなかった。 ***~~~***~~~***~~~***~~~ コトン シチューがよそられた皿を二つ並べる。一つは健一の白い皿。もう一つは同居している少女、らくのクリーム色の皿である。 「らく、夕飯が出来たぞー」 「……はぁい♪」 テレビでも見ていたのだろう。微かに聞こえていた笑い声が消え、代わりにスリッパのパタパタという音が近付いてきた。 「おなか空いたの~」 「ああ、今日はシチューだ。沢山お代わりあるから遠慮しないでいいぞ」 「んっ」 よほど空腹だったのか、すでに座って一口目のスプーンを咥えながら、彼女は嬉しそうに頷いた。 「……『いただきます』くらい言えよ? 行儀悪いぞ」 「あっ、……えへへ。健一お兄ちゃん、いただきます」 「おう」 言うだけ言って、すぐに食事を再開する彼女に苦笑しながら、健一は肴を取り出した。一杯の晩酌は彼の楽しみの一つである。 その肴を見て、向かいに座っているらくが興味を示した。 「健一お兄ちゃん、それって何なの?」 「ん、これか? 漬けたスルメイカだけど食ってみるか?」 「うんっ」 新しい食べ物に目を輝かせ、らくは、彼の小皿に盛ってあったそれを二欠片、口に含んだ。 「……かひゃい」 「そりゃ、スルメだしな」 「でもおいひい」 「そうか」 シチューと同時進行で消えていくスルメ漬けを、彼自身もつまむ。 (らくも意外と、渋いものが好きだな。こんな、スルメを酢と日本酒に漬けたものが……って、あ、マズイ) そこまで考えたところで、健一は重大なことを思い出した。 (そう言えばこいつ、正月に甘酒一口で泥酔してなかったか?) 「なあ、らく」 恐る恐る、彼は声を掛けた。らくの視線の前に指を三本立てる。 「なぁに、おにーちゃん」 「これ、何本だ?」 「四本なの」 薄ら笑いを浮かべながら、彼女は自信たっぷりに答えた。しかし、その目はすでに据わっている。 (いかん。気付くのが遅かった) 「けにーちおにーちゃん」 「ん?」 こめかみに指を当てた健一に、らくがシチューの皿を差し出した。 「おかーり」 「……おう。――あ、待て立つな」 自分で鍋の所に行こうとしたのか、皿を持ったままらくが立ち上がった。本能的に危険を悟った健一の制止も届かず、案の定、一歩目で彼女は体ごと傾いた。咄嗟に健一が腕を差し出したが、中腰の無理な姿勢で支えきれるはずもなく、らくに引っ張られる形で床に倒れ込んだ。 ドタン 「痛っ!」 強引に彼女を抱え込むことで、辛うじて彼女の頭部強打は免れたが、代わりに健一は、下敷きになる形で強かに背中を打った。それなりに痛かったが、何とか押さえてらくの顔を覗く。 「らく、大丈夫か?」 「ん~♪」 そんな健一の気も知らず、らくは数秒前のことなどなかったかのように、彼の胸に顔を擦り付けていた。 スリスリ…… 「ん~、けにーちおにーちゃん」 「……何だ?」 「おにーぃちゃんっ」 (……酔っ払いめ) この状態に有効な打開策も見つからず、彼は小さく溜息をついた。と、同時に、頭にあることが浮かんだ。 (まさか『すいか』って、『酢イカ』じゃないだろうな) これを『ちょっと幸せ』だと言おうとすれば言えないこともない。自分を慕ってくれる心優しい少女を、自らの胸の内に抱けるのなら。 サワサワ 「~♪」 そっと、彼女の髪を撫でる。気持ち良さそうに目を細めるらくを見ながら、彼は優しく微笑んだ。 ****** *あとがき* ****** 「健一お兄ちゃん」は架空の人物であり、実在する同名の方の私生活、対人関係、言動、運命とは、一切の関係がございません。ご了承ください。 ……これで大丈夫ですかね。うん、きっと大丈夫だ。 さりげなく自分の名前に置き換えて、RAILさんシェルだとさらに萌えられるかも知れません。 和泉は姓、名は上総。そんな人物がお送りしました。 ------------------------------------------------------------------------ まさか、SSまで書いて貰えるなんて…!ありがとうございます!! お兄ちゃんの酒盛りが渋い…。お兄ちゃん、今おいくつに…? ふわ~@ひあたり様 2005/09/08 これは、ずるい…!(笑 ファイトなの!@(不明)様 2005/09/08 気合十分! 頑張れ、らくちゃん! 仲良し。@あまなこ様 2005/09/08 50のお題の解答で、描いてくださいました!いつも仲良しは二人と、それを木陰から見守る守護者。 ※描いてくれたあまなこさんのサイト『あんみつまめかん。』(閉鎖?) こんにちはなの!@八十重様 2005/09/05 そんな風に、元気な挨拶が、今にも聞こえてきそう。 ※描いてくれた八十重さんのサイト『Short Circuit』(閉鎖?) らくとアイス!@今成震様 2004/08/21 パナップ~♪ ※描いてくれた今成震さんのサイト『しめ跡地』 らくちんゆりちん♪@今成震様 2003/04/05 いつも仲良し。 ※描いてくれた今成震さんのサイト『しめ跡地』 にっこり@沢渡慎二様 2003/04/05 素敵な笑顔をありがとう! ※描いてくれた沢渡慎二さんのサイト『はるさめパビリオン』(閉鎖?) |